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47件の議事録が該当しました。

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2008-11-05 第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号

参考人中村哲君) まず、PRTについて言いますと、ほかの地域は知りませんけれどもジャララバード中心に、東部、南部、北部で、北部というか北東部で行われておるPRTの実態というのは、実は軍事活動の一環としてとらえてまず間違いない。  例えば医療関係でいいますと、突然米軍の装甲車がやってきて薬を配らせてくれと言う、診療所で。で、とんでもない、なめちゃいけないよ、我々は医者だぞ、正しい診断なしに兵隊

中村哲

2008-11-05 第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号

参考人中村哲君) これはおっしゃるとおりでありまして、先ほど申しましたように、どういう立場から、どこで、何を見ようとして見るかということで見え方は違いますけれども、少なくとも、一般の九九%のアフガン人の気持ちに立って物を見ますと、これは確実に私の言ったとおりに、空から降ってくるあの爆弾が、日本もそれに加担してやっているという認識が少しずつ浸透するに従って我々の身辺も危なくなってきているということは

中村哲

2008-11-05 第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号

参考人中村哲君) 中村です。  ペシャワール会現地代表として発言を許していただきたいと思います。  私は、実はおとといまでジャララバード北部にあります干ばつ地帯作業現場土木作業をやっておりました。なぜそうなのか。今日の議題と一見関係ないようですけれども、実はアフガニスタンを襲っているのは、最も脅威なのは大干ばつでありまして、今年の冬、生きて冬を越せる人がどれぐらいいるのか。恐らく数十万人は生

中村哲

2001-10-13 第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第5号

中村参考人 例えば、武器を持った日本兵隊さんが、兵隊と言えば、日本では兵隊じゃありませんと言うかもしれませんが、これは外から見ると兵隊なんです、ジャパニーズアーミーと書いてある以上は。兵隊さんが難民キャンプ現地で設立したということは、非常に大きなミリタリープレゼンスととられる。これは疑いないんですね。  こういうことは現地ではあり得ないことでして、私がいろいろ言うよりも、パキスタンの、これは名前

中村哲

2001-10-13 第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第5号

中村参考人 多々調子外れな点があったということは、皆さんにもそう聞こえると思いますが、逆に、日本全体が一つ情報コントロールともいえるような状態の中に置かれておる中で、私の率直な感想を述べただけでございます。  と申しますのは、これはこれから述べることについて深く関連してまいりますけれども、私が見る日本現状というのは、初め、無限の正義の米国対悪の権化タリバンとの戦い、こういう図式ですべてが動いておるということは

中村哲

2001-10-13 第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第5号

中村参考人 皆様、御苦労さまです。中村と申します。  もう現地に行きまして約十七年半になりますが、私、実は国内で何が起きているのかよくわかりませんで、失礼ですけれども。ただ、向こうから戻りまして、余りに現実を踏まえない図式に基づいた議論だけが先行、失礼な話でございますが、本当にアフガニスタン実情を知って話が進んでおるのだろうか、率直な意見を持つわけでございます。  きょうは、私は、全くの政治音痴

中村哲

1989-06-21 第114回国会 参議院 外務委員会 第6号

中村哲君 私は、いきなりそんな話を聞いただけですけれども、今宇宙法の問題があって、日本では学会までできようとしている。それで、いろんな問題がそこで出てくると思います。私なんかはほとんど問題意識がないけれども、ただ、いわゆる国際法と違う点は、領海とか公海ということの例をとっただけでも、宇宙の次元では全部が公の空でもあるし、そして軌道を回ったりなんかしている中で日本の上にその宇宙基地が来れば、それは日本

中村哲

1989-06-20 第114回国会 参議院 外務委員会 第5号

中村哲君 そう言われるけれどもオーストリアというものの国際的なポジションというものは、あれは東ヨーロッパと西欧との接点のようなところで、しかもベルリンを例にとって東ドイツと西ドイツとの関係を見れば、あそこの壁はある程度行き来もできますけれども、同時に壁は非常に厳しい場合がある。ところが、オーストリアというのは、ウィーンからさっと東欧にも入れる唯一の場所で、非常に国際的な場所ですね。ですから、国連

中村哲

1989-06-20 第114回国会 参議院 外務委員会 第5号

中村哲君 ところが、条文を拝見しますと、トルコの方にはハイジャックを予想するような規定が全然ないように思うんですけれども、片一方の方は細かく規定されている。やっぱりこれはオーストリアウィーンの占めるヨーロッパにおける立地条件、それがトルコの場合と違うのでそういうふうになっているんじゃないかと思う。そうではないんですか。

中村哲

1989-06-20 第114回国会 参議院 外務委員会 第5号

中村哲君 私は、先日の外務大臣の一般的な施政に関する見解をもう少し違う観点からお閥きすることにしたいと思うんです。  ですが、その前に、この法案がここに出ておりますが、この法案に関して細かなことを一々お聞きするほど検討しておりませんけれどもトルコとの航空協定、これとオーストリアとの協定とは内容が違うことを感じます。一つは、オーストリアとの関係ではハイジャックのことが非常に強く規定してある。トルコ

中村哲

1989-06-16 第114回国会 参議院 外務委員会 第4号

中村哲君 軍隊警察の違いは、警察というのは人命を積極的に無特定に損傷させる、殺害するということはないんです。ところが軍隊というものは、相手が個人として敵性を持つかどうかに関係なく不特定な者を殺りくすることを認めた、これが軍隊。  だから、そういう日本の自衛ということ、専守防衛ということもこういう軍隊類似のものが憲法上出てこないということを明瞭にすることであって、自衛隊の限界はそこにあるということだと

中村哲

1989-06-16 第114回国会 参議院 外務委員会 第4号

中村哲君 その民衆が権力の行使によって人権のもとになる人命までも失っているということ、これが今度の事件の大きな特徴でありまして、なぜそうなったかといいますと、中国の仕組みからいいますと、戒厳という制度を認めておりまして、これは日本戦前軍隊を正式に認めていましたから、戒厳を置いて、戒厳の法を出した場合に戒厳令と言うわけですけれども戒厳を正当化している憲法があるわけだけれども、これは憲法があるからというよりはその

中村哲

1989-06-16 第114回国会 参議院 外務委員会 第4号

中村哲君 私は六年間の比例代表制の任期、前半は文教関係でありましたが、後半は外務委員会に属しましたので、日本の置かれている国際的な問題、そしてしかもそれは経済、政治文化すべてに及ぶ、まさに委員会としては一番重要な委員会ではないか、それに列することができましたことは私としてはまことに感銘深いものがあります。予算委員会も大きいけれども予算委員会はどうも、言うと語弊があるけれども、欠陥をつくというようなことをやり

中村哲

1989-04-11 第114回国会 参議院 外務委員会 第3号

中村哲君 とかくジャーナリズムは非常に話題をつくることに関心を持っているものですから、私どもでも多少評論する場合、人の関係で人で取り上げるという傾向がありまして、それは科学にはならないんですね、人間関係でやると。  それで、例えばつい最近中国共産党の大会があって、そして鄧小平さんが相変わらず中心で、そして陳雲なんて人を含めて五人ばかりの人が垂簾グループという、あれは英語とか中国語ではどう書いておるのか

中村哲

1989-04-11 第114回国会 参議院 外務委員会 第3号

中村哲君 新聞の見出しだけを見て内容を見なかったんですが、新しい天皇も、中国代表者が来られたときには、日本中国との間の不幸な戦争のことについて、やはりこれに対する深い反省をされたように新聞が書いておりましたけれども、これはやはり必要なことだと思うんです。中国との関係というと、すぐ侵略という言葉で非常にデリケートな問題になりますけれども、それはきちんと問題にするならばかなり歴史的にすることであって

中村哲

1989-04-11 第114回国会 参議院 外務委員会 第3号

中村哲君 中国日本の問題のみならず、ソビエト日本の問題、また今不幸にして分かれております朝鮮半島のうちの朝鮮民主主義人民共和国、これらは御承知のように社会主義国でありまして、その上日本にとっては最も関係の深い、しかし同時に、それだけにデリケートな問題を抱える隣国であります。なお、今は正式な国交は国連加入等で切れておりますけれども、私は台湾の問題もあると思う。ただ、台湾は、今申しました三国とは

中村哲

1989-03-28 第114回国会 参議院 外務委員会 第2号

中村哲君 それ以上お聞きするわけではありませんですが、もう一つマーシャル諸島共和国、それからミクロネシア連邦に兼轄の大使館を置くことになったということですが、これは本来太平洋戦争のときの作戦のコースでもあったところであり、現在でも信託統治地域戦略地区ということになっていて、これは、この間の戦争としては、あれからフィリピン、さらに、これは問題になったわけですが、台湾を通って入ってくるか沖縄を通って

中村哲

1989-03-28 第114回国会 参議院 外務委員会 第2号

中村哲君 チェルノブイリのことが出されましたけれども、あれはキエフに近いところですね。ロシアというか、ソビエトのもとのロシア帝国というものは大体キエフ中心があって、それが自然に外圧を受けて、そしてモスクワに移っていくわけですね。それで、当時キエフ首都だったときは、あそこから地中海とか黒海とか、ロシアの船が大挙して行って、海軍も持っていたというようなことなんですが、そういうことのある一帯である上

中村哲

1989-03-28 第114回国会 参議院 外務委員会 第2号

中村哲君 きょうは法案の審議だものですから、それについては二点お聞きする程度にします。  一つは、ウィーンになぜ日本代表部を特に今回置くようになったかということ。それからもう一つ大使館で、マーシャル諸島ミクロネシア連邦、これは太平洋戦争でも関係の深かったところで、殊にこれは戦略地区信託統治戦略地区だということ、そのことがどうなっているのかということ。この二つをお聞きしたい。  後に関連してお

中村哲

1988-05-17 第112回国会 参議院 外務委員会 第9号

中村哲君 本論に入りたいと思うんですが、これもまた一言したいと思いますのは、プリマコフさんですね。日本のことを非常によく知っておられまして、そしてゴルバチョフさんのアドバイザーのように新聞もこのごろ書くようになっております。  このプリマコフさんというのは極東研究所の所長でありまして、私ども大学がかなり前からソ連との交流をするときの相手プリマコフさんでありまして、そのプリマコフさんという人は、

中村哲

1988-05-17 第112回国会 参議院 外務委員会 第9号

中村哲君 この会合でも一言したことがあるんですけれどもアフガニスタンというのは、本来ロシアとはほかのところよりも近い関係がありまして、つまり今のソビエトの前のロシアの古い時代キエフ中心で、今日のようなモスクワ首都があったわけじゃなくて、したがって北海に面してでなく、黒海の方に出口を求めていたわけで、そういうことから、アフガニスタンというものは歴史的にはソ連というかロシアと全く無関係というところじゃないということを

中村哲

1988-04-28 第112回国会 参議院 外務委員会 第6号

中村哲君 抽象的には国際交流だとか海外諸国日本との文化交流だとか言いますけれども現実には、言えば商社の人もそうでしょうけれども、職員として外地に出ている人、EC諸国のような場合はともかくも、先般から問題になっておりますような殊にアフリカ大陸とか中近東とか、こういうところに勤務する場合には本当に体を張ってやらざるを得なくて、それでそういうところでの子女教育というのは、大体において地元は無理だから

中村哲

1988-04-28 第112回国会 参議院 外務委員会 第6号

中村哲君 社会党としては、非常に政治的に大きな問題を松前さんの方でやられますので、その持ち分の一部について、外交官子女に対する手当て、このことを話さしていただきたいと思います。  それは、明日、天皇誕生日ということになっていますが、私どもの子供のときには摂政宮でありまして、英国の大使が珍田でありまして、珍田は多少関係があったものだから、あのころから外交官の生活というものを私はいろいろ見聞きしておりまして

中村哲

1988-04-26 第112回国会 参議院 外務委員会 第5号

中村哲君 インドは御承知のように英国のコモンウエルズの一つであったところを独立していったものですけれども英国というのはかつてのコロニーであったところを、非常に緊密な関係を持っておりましてこれはいろんな分析ができると思うけれども、やっぱり何か手のひらを返したように昔の植民地から独立したところに対するというんじゃなくて、いい意味でのつながりを持っておりますね、これはフランスの場合でもそうですが。そういう

中村哲

1988-04-26 第112回国会 参議院 外務委員会 第5号

中村哲君 私自身中国には最も早く、もう三十年も前になりますけれども片山哲さんが前首相という資格で中国に招待を受けましたときに一緒に参りまして、中国側日本発言する場合には、当時の印象では相手政府側であろうとまた民間であろうと言うべきことは言う、そして筋をきちんと通す、建前をきちんとするという、これを重んじておりまして、したがって最近の中国との間の光華寮問題なんかについても言うべきけじめをきちんとするということに

中村哲

1988-04-26 第112回国会 参議院 外務委員会 第5号

中村哲君 ちょうど本日はチェルノブイリ事件がありましてからたまたま二年目に当たるということを知りまして、こういう原発の問題に対しては、日本の国民の一人として慎重に、そして今後の世界のいわば宇宙史の展開にいろんな弊害が起こらないように、今の時代を担っている国会皆さん方とともに責任を持って考えていきたい、こういうふうに思っております。  たまたま私は戦前戦場にも出ましたし、負傷もしましたし、それから

中村哲

1988-03-30 第112回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号

中村哲君 沖縄の場合は、御承知のように広島、長崎とは違いまして戦場になりましたものですから、私は戦前台北帝大にいたものですから、台北の隣でありまして、本来ニミッツは台湾から対岸である中国のアモイ、あの辺に進出して、そこから日本に対する攻略をという考えをしておりましたところ、ハワイの会談でルーズベルトの調整によってマッカーサーがレイテから、台湾でなくて沖縄にいきなり進出するという作戦をとりました

中村哲

1988-03-30 第112回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号

中村哲君 北方領土という北の端と沖縄という南方の端と、両方の問題をここで論ずることになりますので、ただ、私ども昨年沖縄現地に参りましたものですから沖縄の方を先にやらせていただきます。  沖縄は、本土に復帰して以来十六年がたっておりまして、私も沖縄には、私自身自分大学沖縄文化研究所というものを開設いたしまして復帰を記念したものですから、もう何回も行っております。しかし今回のように政治社会

中村哲

1987-08-25 第109回国会 参議院 外務委員会 第2号

中村哲君 ここに提案されました法律案の文言についてお聞きしたいと思うんですが、その前に一言、自分自己弁護みたいに言っておこうと思いますのは、私は本来、大学を出て政治思想史を専攻した南原先生の助手をしておりましたものですから、ただ当時、美濃部達吉先生天皇機関説がこの国会の前身である貴族院において問題になり、そして当時の学界はほとんど天皇機関説だったんです。私はたまたま無職の新人だというのと、就職

中村哲

1987-05-22 第108回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号

中村哲君 ですから、今度の改正提案自身は賛成なのですけれども、ただ、今までも所期の目的を達しようとしたにかかわらずできていないというのは、あなた方のところの努力が足りないというだけでなくて、何か実情において欠けるところがあるのじゃないのですか。例えば関係のところがそれほど緊急に必要だとは思わないとか、努力がどうしてこんなに欠けてきたのですか。やっぱりそういう要素があれば、今後とも、何年間と言ったってこの

中村哲

1987-05-22 第108回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号

中村哲君 ただいまこの法律案改正理由を提出された方からお聞きしましたが、これは我々も既にこの委員会関係しまして知っておりますように、本年までに百億を想定していたにかかわらず、実際にはそれが集まっていないという現状でありまして、これをここではなお何年延長するのか、五年の延長でしょうか。それで予定が満たされる、こういうふうにお考えのようですけれども、こういう案があったにもかかわらず、実際にはそれが

中村哲

1987-05-21 第108回国会 参議院 外務委員会 第3号

中村哲君 ところが日本の場合、お聞きしてみると、東北の伊豆沼ですか、それから釧路のツルのいるところ、ああいうところが指定されていて、どうしてそこを指定したのか。特にそこだけでなくて水鳥の来るところというのはあると思うんですね、水鳥そのもの保護するならば。何か水鳥をという、日本の場合はそういう条約に入るなら一応そういう形をとっておこうというような印象しか受けないんですけれども、本気になって水鳥保護

中村哲

1987-05-21 第108回国会 参議院 外務委員会 第3号

中村哲君 今回ここに出されました法案は、社会党としましては特に異論があるわけでなくて、細かな点に対するこちらの所見あるいは議論というものがある程度であります。  それで、私はこの中で自分関心がある水鳥条約のことに絞って申しますが、その前に、倉成外相が出ておられるので、私は予算委員会等には出ませんものですから一言申したいのは、先ほどの日本の農業のこと、米、それから山林の問題というのは、これは島国

中村哲